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ときどきコラム

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2003年5月3日号


浜松駅前の“アクトタワー    
当地唯一の超高層ビル。45階建て。孤高を保ち、半径30kmくらいから見えます。一点豪華主義也。
税金がかなりつぎ込まれ、“バブルの墓標”とも。納骨堂にしてくれれば助かります(^.^)

「人民は弱し官吏は強し」中学生の頃読んだ星新一氏の長編小説のタイトル
最近の掲示板の書き込みに「要介護認定の訪問調査に来た保健師が福祉用具をセールス」とか。
私もこの頃行政の対応で困ったことが・・・。

その1、A市にて
住宅改造費助成の担当者が年度替りで交替。以前なら申請から1週間程度で決定可否の通知があったが、
2週間後に「不明点あり」の連絡が。申請書を提出した時点でわかることなのに、いまさら何を・・・。

その2、B町にて
同じく住宅改造費助成の申請手続きの件。他の市町村なら電話連絡で「Qさんは申請対象に該当しますか?」
と問い合わせれば回答してくれるところを、「第三者に教えられない。家族か委任状を持った者が窓口に
来なければ教えない」。この町では介護保険の住宅改修費支給申請も、家族が窓口まで来ないと
受け付けない。ケアマネも不可。プライバシー保護?ご立派です。

その3、C市にて
合併処理浄化槽の設置費補助申請。市のホームページを見て補助額を確認し、予算を立て施主と交渉。
申請しようとすると、「今年度から補助額が変わりました(引き下げ!)」ホームページのデータ更新がされて
いなかった・・・

どの役所も「住民本位の行政サービス」などとPR しているが、いつまでたっても“お上(オカミ)”感覚が
抜けていない。申請する側は「認めていただけますか」と平身低頭。最近では腰の低い行政マンもいて、
とてもスムーズに処理してくれることが多くはなったけれど。年度替わりの都度、担当者が替わる。
多くの公務員に機会均等もいいけれど、ちゃんと申し送りとフォローをしていただきたい。

「人民は弱し官吏は強し」介護保険や支援費制度になり「利用者本位」に近づいたというが、少なくとも
その他の制度は「行政措置」。私たちは措置を受ける弱い立場です。どうする?アイフル?(ーー;)


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