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ときどきコラム

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2008年1月20日

1月19日(土)同窓会に行ってきました

同窓会といっても、実は有志勉強会の新年会なのですが。

私が社会福祉を学んだのは、日本社会事業学校専修科。

この学校は、日本社会事業大学に併設されていた、

全国で唯一の「社会福祉主事養成機関」でした。

1987(昭和62)年社会福祉士が法制化され、

その後、母校は廃校となりました(=_=)

入学した1986(昭和61)年は原宿駅から徒歩10分ほど、

渋谷区神宮前にあり、私が建設会社に勤務しながら通える場所でした。

1989(平成元)年、都下清瀬市に移転しています。

この学年の同窓生有志が今も勉強会を続けており、

毎年数回の勉強会や合宿を開催しています。

昨年には「卒業20周年記念誌」二巻を発行しました。

夜間の学校なので、

既に福祉や医療に従事している者、

高校を卒業したばかりの若者、

私のように、まったく違う仕事に従事しながら福祉について学びたいと思った者、などなど、実に多彩な老若男女が集まっていました。

全員に共通していたのが、

「働きながら社会福祉について体系的に学びたい」という思いでした。

こういう面々が20年も勉強会を続けているということを、

ちょっと自慢してもいいかなと思えます。

当時いちばん若かった者が40代、

バリバリ現役の40代がそろそろ定年退職世代・・・と歳を取りましたが。

この頃の思い出、卒業後の皆の歩みなどは、

いつかまたこのコラムで紹介したいと思っています。

きょうは、1月19日の会の翌日、

ほんとに久しぶりの上京だったので、巡ってきたところをご紹介します。

会場は新宿でしたので、駅から15分ほど歩いたビジネスホテルに宿泊。

翌日朝、立ち寄った「紀伊國屋書店新宿本店」。

実は、私が勤務していた建設会社による施工です。

私が東京にいた頃、「本屋といえば紀伊國屋」、と思っていました。

店頭の壁面に掲示されている「1965(昭和39)年建築業協会賞」の記念プレート」。

設計は、前川國男氏。東京文化会館や東京都美術館、丸の内の東京海上ビルの設計など、「モダニズムの先駆者」と呼ばれた巨匠です。

ここへ行く機会があったら、壁面のタイル(テラコッタ)に触れてみてください。

40年以上前、このビルのために焼かれた大型タイルです。暖かみを感じてください。

3階「社会福祉」の売り場に『介護保険の住宅改修マニュアル』が置いてあったのがうれしかった

(^-^)

神宮前一丁目、明治通り沿いのセコム本社ビル。このあたりに「パレフランス」や「東郷女子会館」母校が建っていました。

写真の左側が竹下通りです。

表参道ケヤキ通りの「表参道ヒルズ」。

ご存じ同潤会アパート敷地の再開発です。事業主は森ビル。2006年2月オープンですからそろそろ丸二年ですね。設計は、私の好きな安藤忠雄氏。

 

写真は原宿側端部

青山通り側端部

手前の平屋は公衆トイレ。そのまた手前のオブジェまで一体化された設計なのがわかります。

 

アイボリー色の建物は、同潤会アパートを残して活かした店舗部分「同潤館」。

アパートとして存続していた頃は古色蒼然たる景観でした。

「よくぞ残した」とか「もっと残せばいいのに」とか、評価は様々でしょう。

本館店舗部分。地下三階から地上三階まで計六層。

表参道の傾斜という立地条件を活かしたらせん状スロープ。

写真からはまったくわかりませんが、この上に住戸が乗っかっています。

 

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