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ときどきコラム

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2008年4月20日

2008.4.20(日)

住宅改修工事発想の出発点

今さらながら、ですが

 

写真のお宅、現地調査の際にご家族は「スロープに改修したい」との申し出。

「歩行困難→スロープ」と着想するかたがとても多い。

同調するケアマネさんも多いのも困りもの・・・

対象者は腰痛と腰痛、要介護度1。現在のところ、杖なしで歩行できます。

スロープでは関節に負担がかかり、急勾配では危険も大きい。

手すり取付けを提案しました。

手すりにしがみついてでも階段を一歩一歩昇降することが最善、と考えました。

西村は根っからの貧乏性で、

「もったいない」「できるだけ費用が掛からないように」と考えてしまいます。

生まれつきの性分、いかんともしがたいのです。

こんな立派な庭を大きく造り替えることも忍びないですし。

もちろん、「利用者に取って最も利益になるように」が、改修案の最優先課題です。

「もし将来車いす使用となった場合、介助者が慣れれば車いすで階段昇降可能です。

スロープへの改修はいつでもできます。」

と伝え、了解をいただきました。

・・・この藤の由来をうかがいました。

「戦死した兄が出征の時に植えていきました。兄の代わりと大事にしています」

先週「春爛漫です」と言ったばかりですが、もう初夏の陽気です。

 

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