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ときどきコラム

26
   

2003年7月27日号



静岡県介護実習・普及センターの福祉用具展示室
OTなどが相談に対応してくれます。県総合社会福祉会館5階にあり、
「通りがかりにぶらっと立ち寄る」場所ではないのが残念。
一般のだれでもが興味を持ってくれるところにあればよいのですが。
電話 054-273-7876

「福祉用具プランナー研修」での講師を務めて
昨8月2日に静岡健康長寿財団主催の表記講習で〔住宅改造総論及び各論〕の講師を務めました。
「福祉用具プランナー」とは財団法人テクノエイド協会考案の名称(福祉用具プランナー情報)で、
その定義は「ケアチームの一員として、他職種や専門家との連携を取りながら福祉用具に関する適切な
知識と適用に関する技術を要する者」
 カリキュラムは計48時間で、その内私の担当はあわせて5時間。
「5時間も何を話せばよいのやら。間が持つかなあ」と少し心配していたのですが、専用に作られたテキストと
私のつくったPowerPointのスライドを使って、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

 静岡県では初めての開催で、募集定員30名のところに2倍程度の応募があったとのこと。
受講生はOT,PTや介護福祉士・看護師・ケアマネジャー・福祉用具専門相談員など。
福祉住環境コーディネーター合格者も7名。

 「勉強したところでステータスになるわけでもない」ような資格でも、自らのスキルアップのために受講する
皆さんには脱帽!でした。
 専用テキストに「介護保険制度の中では、福祉用具プランナーの位置付けはない」と記載されていましたが、
残念。介護保険利用の用具選定がおざなりなことの多い現状では、もっと活用されるべき資格です。

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