36
2003年10月11日号
ケアマネの怠慢
「長生きして良かった」・・・
脱衣室経由のトイレ。 内開き扉はno good |
トイレ内手すり。出入りと 立ち上がりがぐっと楽に。 |
浴室入り口と浴槽出入り用 | シャワーチェアからの 立上がりにも |
上の写真は昨10月10日に手すりを取付けたお宅。
わずかこれだけの仕事で、
「ああ、楽になった。ほんとうに助かった。
介護保険でやってくれるの?
長生きして良かった。」
「なんと大げさな」と、こちらが恐縮してしまいます。
80歳の女性。
膝関節炎で、屋内でもシルバーカーや松葉杖を使用しています。
たったこれだけのことが役に立つなら、なぜまわりの者がもっと早く
手すりの取付けを勧めないのか?
とても不思議に思いますが、
介護保険の利用法は一般の方にはほとんど知られていません。
一人一人、一軒一軒に事情はあるでしょう。
しかし、
住環境の改善(住宅改修や用品の活用)に取組もうとしないケアマネジャーは、
怠慢です。
これは明らかです。