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ときどきコラム

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2003年12月8日


小津安二郎監督の映画








写真は「生誕100年記念切手」とカバー

バック(西村宅の畳)の畳は古臭いですが、小津作品はいつも新しい・・

今年は小津安二郎監督の〔生誕100年〕を記念して、多くの行事が催されています。

この切手は、小津監督が青春時代を過ごしたという三重県にちなんで、東海地方で発売されました。
私は見積書などを郵送するときには、できるだけそのお宅の雰囲気にあった切手を貼るようにしています。
ドン・ガバチョ切手とか・・(^_-)-☆

NHK-BSテレビでは、来年1月までに現存するすべての映画が放映され、私も録画したりして、楽しみに見ています。

戦前の無声映画がとても新鮮!
もう、チャップリン映画よりおもしろかったりで、(+_+)です。
私の生まれた1957年頃の作品を見ると、「日本も昔は良かったなあ。あの頃に返りたい・・」と感じます。
私も歳をとった証拠ですね。

アメリカやヨーロッパでも評価が高まっているのは、多くの作品で《家族》がテーマだからでしょうか。
最近発表された「全世界の映画作品ランキング」には、黒澤明監督作品は選ばれず、小津作品がトップテン入りしているとか。

現代では、戦争や人間の争いをテーマとしたものより、
親子や夫婦のつながりを描いたものが求められているのは当然かもしれません。

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