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2004年1月26日号
ビンボー人コレクションシリーズ-1
14年前の事故でバイクに乗れなくなってからまったく無趣味になってしまった私ですが、「お金をかけていない」コレクションがいくつかあるのでしばらくの間連載します。
本日は第一弾「ののちゃん」いしいひさいち氏自筆ミニ額
色紙の大きさ=75o角(2寸5分という和紙サイズですね)
「朝日新聞をとっているのはこの4コマ漫画があるから」?(^^)?
大阪弁・大阪センス全開ですが、全国の読者に理解されているのかしらん。
2002年、朝日新聞サイトでの連載開始記念懸賞で当選しました。
我が家で一番値打ちのある物品かも(^。^)
「住宅改造論」レジュメ決定(今のところ)稿
正月あけに次のようにご意見を募ったのですが、旧知のお二人からメールで感想をいただいたのみでした。
他力本願にすがった私が間違っておりました。
1月31日に、西村がOT・PTさんを対象に「住宅改造論」を講義することになっています。これは、次のような趣旨の研修会です。
「 静岡県ではH14年度から『福祉用具・住宅研修活用広域支援事業』を実施しています。
本事業は介護保険における福祉用具・住宅改修について、市町村段階で援助困難とされる事例相談に対し、登録された各種専門家をチームで派遣し、在宅介護の現場において利用者の身体機能や生活環境を踏まえた適正な福祉用具・住宅改修の活用について提案することを目的としています。
本研修会は、介護保険の自立支援に役立つ福祉用具・住宅改修に関する相談を受ける専門家として、必要な知識を習得し市町村及び県で行う事業に専門相談員として登録できるように支援するものである。」
今まで、さまざまなところ・さまざまな方を対象に「住宅改造」について述べてきました。
過去の対象者:社会福祉士、ケアマネジャー、訪問看護師、ホームヘルパー、「福祉用具専門相談員」受講者、「福祉用具プランナー」受講者、地域住民、通所リハの利用者・ご家族、など。
他県(鹿児島)の「リハビリ研究会」でお話したこともありました。
おもな内容は「住宅改造の実践手法」についてでした。
しかしながら、「住宅改造論」という、いささか学問のように「論」として、まとめてきたわけではありませんでした。
私は学者でも研究者でもなく、ただ「実践を積んできた」数が多いだけで、今までも講義では経験を元にお話してきたに過ぎません。自著の書名を“介護保険で住宅改修”としたのも、できるだけ堅苦しくせず、なく多くの方に活用していただきたいためでした。
そこで、皆さんに「住宅改造論」についてのご意見を賜わりたいのです。
「“論”としてまとめるなら、このようにすればよい」「こんなことを講義して欲しい」「こんなことを知りたい」などのご意見を、このサイトの掲示板にお寄せください。ある程度まとまった文になる場合は、メールに添付していただいても結構です。
もちろん、経過と実施する「最終案」につきましては、このサイト上で報告いたします。
また、できれば「いつか出版の機会が与えられ多くの方に活用いただければ」とも考えています。
というわけで、ず〜っと仕事の合間にも、寝ているときも気にしながら、やっとまとまったのが次のレジュメです。
序 「住宅改造」とは
T.住宅改造の要点
U.住宅改造の定義と目的
V.住環境
「居住福祉」
「障害」と「環境」
W.一般論としての「バリアフリー」
1.建築基準法
2.高齢者居住法
3.住宅金融公庫
基準金利適応住宅「バリアフリータイプ」
X.制度の活用
1.介護保険
2.社会福祉諸制度
@身体障害者住宅改修費給付
A重度身体障害者住宅改造費助成
B静岡市あんしん住まい助成
C浜松市高齢者住宅改造費助成
D身体障害者日常生活用具給付
E高齢者住宅整備資金の貸付
Y.住宅改造・用具活用の手順
Z.施工業者の選定
[.トラブル発生時の対処(相談窓口)
県行政センター(消費生活)センター
財団法人 住宅リフォーム紛争処理センター
県弁護士会 住宅紛争審査会
\.住宅改造の実際
工事データから
].箇所別 改造の要点
○演習
実際に私が担当・施工した工事を例題にして図を書いてもらいます。「福祉住環境コーディネーター1級2次」よりも難しいかもしれません。でも試験ではないので、受講者(OT・PTさん)のセンスを知りたい!!
はてさて、「3時間でこの内容について勉強しきれるのか?」が問題です。
「改造の要点」だけでこの時間でも良いくらいです。ですが『住宅改造論』となると、このくらいの内容は網羅すべきと考えました。
さあ、本番はどうなるでしょうか(@_@;)