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ときどきコラム

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2004年2月2日号



「100円で


ビンボー人コレクションシリーズ-2
「グリコのおまけ」その一“リカちゃん”






私がリカちゃんマニアというわけではありません、念のため。「グリコのおまけ」で、キャラメルとセットの「食玩」です。
『なつかしの20世紀・タイムスリップグリコ』と銘打った大ヒットシリーズ。280円也。
根っからビンボー性の私は、280円のキャラメルを買う度胸はありません。

都会ではすぐ売り切れらしいのですが、ここ浜松では・・・ある日某コンビニで売れ残りが「見切りセール」で半額になっていました・・・・それで、勇気を出して(!)10ヶほどまとめ買いした次第です。

フィギュアのプロデュースは、かの有名な海洋堂さん。製造は中国だそうです。
リカちゃんと、いす、鏡台(昔はこう言いました)、その上に乗る化粧品5点、すべて別部品。購入した人が自分でつくる、という楽しみまでついてます。
「中国の工場(『こうじょう』でなく『こうば』のイメージ)でサントリーウーロン茶のCMに出てくるようなお姉さんが、ひとつひとつ彩色している」情景が浮かんできます。

世界中には「その日暮らしの人が二十数億人」といわれています。「一日働いて数百円、それで一家が食べていけるが、そんな仕事にありつくのがままならない」イラクで日本の自衛隊に期待されていることは雇用の確保とか。
100円は、大金です。

野球選手の年棒が数億円。金持ちの国が戦争して駐留する・・反感を買わないはずがありません。
日本で「戦争反対」と叫んでも、大リーグの成績に一喜一憂では偽善といわれても仕方ない。
世界も私も矛盾に満ちています。

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