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2004年2月15日号
ビンボー人コレクションシリーズ-3 「グリコのおまけ」その二“東海道新幹線” のジオラマ。 全長58o、ほんとうによくできています。スピード感をあらわすためにトンネルの出口でのすれ違いの場面とし、向かって左側の車両には後尾を表す赤ランプが。 『なつかしの20世紀タイムスリップグリコ』シリーズより 下の写真はこのパッケージです。 おまけの入っているほうの箱は、58*74*厚み34o |
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新幹線の思い出
きょうは、上の新幹線ジオラマにちなんだ話題をば一席。
東海道新幹線の開通は昭和39(1964)年、東京オリンピックの年です。
私は小学校2年生で、当時は“夢の超特急”と呼ばれていましたねえ。ほんとに懐かしいです。
東名高速道路開通とあわせ、わが国高度成長期のシンボルでした。
結婚の次の年に長男が誕生しました。(結婚後11ヶ月目です。念のため)
この長男が2歳になる頃、彼と二人で友人の結婚式出席のため、大阪に帰省することになりました。
東京駅でひかりに飛び乗り、長男を席に座らせて「お弁当を買ってくるから、待っててね」と言い残してホームの売店へ。
な、な、何と、席に戻ったら彼がいません!まったく浅はかな父親でした。
必死になって捜しましたが見つかりません。
発車時刻になりましたが、列車内にいるのか外へでたのかわからないので、私は列車に残って16両を捜し回りました。
それでも見つからず、車掌さんに事情を説明し、東京駅に問い合わせてもらいました。
見つかりました。「通路をひとりで泣きながら歩いていた男児が保護されています」との連絡をいただきました。
バンザーイ\(~o~)/
車掌さんから「どうしますか、新横浜に臨時停車しますから引き返しますか?」と言われたのですが、
私は図々しくも「名古屋で降りて待っていますので、次の列車に乗せてください」とお願いしたのであります。
というわけで、長男は車内販売のおねえさんがたに面倒を見てもらい、かわいがられて泣きもせず、名古屋まで無事送り届けられました。まったく無責任な父親で、多くの方にご迷惑を掛け申し訳ありませんでした。
この長男も結婚し、昨年には孫まで誕生しました。ほんとうに感謝です。
「あの時長男が見つからなかったら・・・」想像するとぞっといたします(ーー;)
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天竜川の鉄橋にて
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