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2月28日号
驚くことのみ多かりき、デジタルカメラ購入記
先に「車上狙いにご注意を」と、恥とコラムを書いたのですが、今年1月20日にデジカメを盗まれました。
5年ほど前に購入した、1.2メガピクセルでしたが使いやすく、発色も自然で気に入っていたのですが。
業務上毎日必要な道具なので、盗難にあってしばらくは女房殿用のコンパクトカメラを使っていました。
しかし残念ながらバッテリー容量が小さすぎて、フラッシュ撮影するとすぐ電池切れを起こしたりとても不便でした。
そんなわけで、新しくデジカメを購入することにしたのですが・・・・その経過をご紹介いたします。皆さんのお役に立てばよいのですが。
驚きその@.「詳細なり、比較サイト」
デジカメの比較をしているサイトがいくつかあり、その詳細なレポートには驚きました。
各メーカーが半年ごとに新製品を発表しているのに、実にこまめに使用レポートが掲載され、デザイン、使い勝手、発色や色のバランス、バッテリー、価格などなど、実に詳細で長所短所が述べられています。
掲示板には“微に入り細をうがつ”ごとき書き込みがあり、とてもマニアックで素人にはついていけないほどです。
雑誌などのレポートではスポンサーの影響があるでしょうし、新製品発売のサイクルから見れば内容がすぐ陳腐化してしまいます。
この点からみても、サイト上のレポートはとても有用です。
『間違いだらけのクルマ選び』のデジカメ版のようなものが無料で読めるのですから。
驚きそのA.「価格って一体・・・」
この点については、私の世間知らずを痛感しました。
当地・浜松にも大型量販店がいくつかあり、「安値世界一」とか「よそより高かったらそれ以上に値引きします」とか、その広告の量に圧倒されます。そういう店のチラシを比較して購入するのが得策だと思っていました。
私は毎日インターネットを利用しながら、業務関連以外のサイトをほとんど開いたことがありませんでした。
「価格を比較する」サイトがあることを知り、そのサイトをのぞいてみてビックリ(+_+)
インターネット通販で最も安い店は「安値世界一」の店よりかなり安いではありませんか!
「無店舗販売なら安い」のはあたりまえのことですが。
驚きそのA.「恐るべし、通信販売」
これまでほとんど通信販売を利用したことはありませんでした。
「店で手にとって、現金で購入」があたりまえと思っていましたので。
今年の1月初めにDVDレコーダーを某大量販店で購入したのですが、これが何と初期不良品。
「DVDに記録できない」という代物でした。意味ないジャン<(`^´)>
当然ながら購入した店で修理できるわけもなく、メーカーのサービスセンターに電話して、記録部の基盤入替えという、いわば新品と交換するような修理で対処してもらいました。
結局、「取付け工事の不要な家電品やIC機器などはどこで買ってもメンテナンス体制は同じ。自分でそこそこ使いこなせる品ならば、安いところで買ったほうが良い」というあたりまえのことに気付かされた次第でした。
そんなわけで、今回は「店で現物を確認して通信販売で購入」という、店にとってはサイテーのお客になりました<(_
_)>
インターネット通販で2月10日午後3時に注文したところ、翌日午後には宅配便で到着。代金引換で購入しました。
驚きそのB.「持って、使って、楽しいカメラ」
というわけで、私が購入したのはコニカミノルタカメラ社製“Dimage Z1”です。
某量販店で49,800円の品が通販で33,500円でした。送料が1,000円でも3割安です。
サイトの情報で、もうすぐ後継機が発売されるのはわかっていたのですが、価格や性能面から見て「今すぐこの価格で買えるなら得策」と判断しました。
このカメラを選んだ理由
○光学ズーム10倍。鳥や風景の撮影に役に立つ(かも。私の使い方次第です)
○3.2メガピクセルですが、大きく写真を引き伸ばすことはまずないので、これで十分。
○独創的デザインを見ているだけでも楽しい。
○コンパクトで私のように片手だけでもグリップしやすい。グリップ部に単三電池が4本入り重い感じがするが、構えたときにバランスが良いです。あまりカメラが小さすぎると手ブレを起こしやすいので。
○価格が手ごろ
○バッテリーが長持ちする。私は充電式ニッケル水素電池(単三と同じ大きさ)を使っていますが、毎日使っていても1充電で1週間使えます。
○自然な発色で気持ちよし。もともとカメラ専門メーカーだからでしょう。家電メーカーのデジカメはこのあたりが弱点。(これは比較サイトの受け売りです)
○オートフォーカスが早い(「当たり外れもあるけれど」のコメントあり。実際その通りでした。)
実際使ってみて、とてもおもしろいカメラです。
2月12日撮影 写真上; 浜松市役所の駐車場から浜松城の天守閣。 障害福祉課さんへ申請書提出のついでに・・ 中: 同じ地点から10倍ズームにて。 下: 城の石垣を少し登ったところから富士山を望む。 少し水蒸気がたちこめた午前9時頃ですが、くっきり富士山が写しこめるのは、レンズやCCDの基本性能がすぐれているのでしょう。 すべて撮影の設定はAUTOですから、絞りやシャッタースピードをマニュアル設定すればもっと良い写真が撮れるでしょう。 |
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最接近40ミリまでできるスーパーマクロモード。 この写真はインターネット用に画像が粗くなっていますが、通常サイズなら細部までしっかり再現できます。 先週ご紹介した梅の接近写真もマクロモードでの撮影でした。 |