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ときどきコラム

62

2004年5月5日


ゴールデンウィーク終了。映画『パッション』をみて。

今5月5日の24時過ぎ、もうGWも終わりです。
我が家の外では浜松祭りの騒ぎがまだ続いています。

私は2日(日)の礼拝以外はずっと仕事をしていたのですが、
長男一家が帰省してきてくれました。

4日(火)の午後、長男夫婦に映画『パッション』に誘われました。
浜松では上映が1館のみで座席指定ですが、チケットを買ってくれたので
いっしょに見てきました。

うちの家内は4月に韓国の友人に会いに行ったときにみてきたので、
感想は聞いていました。
「1/3は目を開けていられず、ほとんど泣いていた」とのこと。


THE PASSION OF THE CHRIST公式サイトをご覧ください。
短い予告編もみることができます。

主イエス・キリストの、十字架につけられる前の12時間を描いた映画です。
ほぼ聖書の記述のままが映像になっているのですが、ムチで打たれる場面や、
十字架に釘付けにされるところがリアルすぎて「ここまで描かなくても」と思えるような場面もあります。
また、聖書に記述のない場面にサタンが出てきたり、
プロデュース・脚本・監督のメル・ギブソンンがカトリック信者のためか、
イエス様の母マリアが多く描かれています。
しかし、私は違和感をあまりいだくことなく、このような描写もイエス様の受難を理解するための助けとなる、
と思えました。
昨夜の私の夢の中には、あのサタンの場面が出てきました・・・・

イエス様は神のひとり子であるのにすべての人間の罪(まことの神を信じず、従わないこと)
をあがなうためにこの世に来られ、苦しみに合い十字架につけられ、死なれました。
そしてその死を滅ぼし、よみがえり天に昇られました。

このことを信じているのが、私たちクリスチャンです。

この映画では回想シーンもあるので、聖書を読んだことのない方にはちょっとわかりづらい場面もあります。
そんな疑問を、あなたの周りのクリスチャンやお近くの教会で尋ねてみて下さればよいのですが。

昨日映画館で、
クリスチャンが人口の1%以下のこの日本で満席だったこと、
上映中も終わったあとも場内でほとんど私語が聞こえなかったこと、
私たちの隣の席にいた女性が上映中泣き通しだったこと、
がとても印象的でした。

映画館で売られていたパンフレットにも宣教師の解説があり、とても参考になりました。
パンフレット冒頭の、メル・ギブソンの序文。

「地球は今、憎しみや戦争によって引き起こされた恐怖によって、苦しみ泣き叫んでいる。

このような時代にあって、人は皆、心の中の空虚な思いを埋めるために、
より崇高なものに立ち返ろうとするのではないだろうか。

映画『パッション』を観た人たちが、
我々の罪を償うためにイエス・キリストが味わった恐ろしい苦難を目にし、理解することで、
希望、愛、赦しのメッセージを受け取ってくれたらと願っている。

そして彼の途方もない勇気と犠牲が、心の深いところに影響を与え、
正しい道へ向かおうと考えてくれたら、と思う」

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