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ときどきコラム

38

2003年11月2日


続・ペインクリニック
友人からのメールと新聞記事から


10月5日号の本コラムで、私を訪ねてこられた、私と同じバイク事故で受傷した方のことを紹介しました。
数日前、この友人から「大学病院のペインクリニックを受診しました」と報告のメールが届きました。
 ところが、残念なことに「もう手遅れ」といわれたと言うのです。
もしそうだとしたら、彼の主治医は医療過誤の責任を負うべきだ、と私は思います。

 私の整形外科の主治医も、「神経ブロックなど気休めだ。根本的に良くなるわけではない」と言いました。
しかし、痛みに苦しんでいるものにとって、治療法は根本的でなくても良いのです。痛みが少しでも良くなって、せめて日常生活や仕事に支障がないようにして欲しいのです。

 私はこの友人に「あきらめないで、ペインクリニックの医師に相談し、神経ブロックを受けてみて欲しい」と伝えました。

ところが今日、朝日新聞に「神経ブロック治療で、この3年9ヶ月間に3人死亡」というショッキングな記事が掲載されました。
この記事を読んだ痛みに苦しんでいる方々が、「神経ブロックは怖いから止めよう」と思ったとしたら、」とても不幸なことです。この記事は整形外科での治療データからの紹介です。
私は、痛みの治療は専門の麻酔科医“ペインクリニック”を受診すべきと信じています。

 それで、私は朝日新聞に「痛みの治療は専門医に」という投書を送付しました。
私の投書が掲載されるか、他の方からの指摘で、神経ブロックに対する不信感がぬぐわれることを期待します