ホームページへ戻る

「ときどきコラム」トップに戻る

ときどきコラム

109
2006年3月11日

4月4日、いよいよ当地の桜は盛りを過ぎました。浜松市役所の駐車場から見上げた浜松城と浜松城公園。

敷島の大和心を人とはば 朝日に匂ふ山桜花   本居宣長

日本は広い、というか細長い。雪に埋もれている地方もあれば、浜松はソメイヨシノはもう満開です。4月1日、新年度になりました。

2006年3月19日(日)17:52撮影

ふと我が家の3階階段室の窓から東北方向を見やると、あれ!、富士山が見える・・・

この土地に家を建て約13年半暮らしてきましたが、初めて富士山に気づきました。「見えるわけない」と思って富士山を探したこともありませんでした。「昔はここからも見えた」と聞いたことはありましたが。2階からは建物がじゃまして見えません。

富士山の前に見える山は明石山系の南端、大井川の上流あたり。浜松から富士山までの直線距離は約120q。同じ距離なら、東は船橋、北は浅間山、東北方向は熊谷あたり。静岡県が東西方向に細長いことがわかります。

きょう3月20日も良い天気でしたが、ほんの少しもやがかかっていただけで富士山は確認できませんでした。年に数日であろう、まさしく僥倖でした。

3月17日(金)は嵐のような風が吹き、ここ遠州からも富士山がはっきり望めました。

田の畦にはつくしも顔を出し、すっかり春です。ともに磐田市内にて。

 

2006.3.11

平成18年度、当事務所は福祉用具販売ができません

正確に申せば、本年四月から、介護保険支給申請に係る特定福祉用具の販売ができません。

介護保険法、同施行令の改正によるものです。

特定福祉福祉用具の販売業者は指定制になります。

その指定の要件のうち、西村事務所は次の2項目が該当しません。

@法人であること

A人員配置基準として福祉用具専門相談員(保健師、看護師、PT、OT、社会福祉士、介護福祉士、義肢装具士、または専門相談員の指定講習を受けた者)を置くこと

つまり、私には福祉用具を販売する資格がないのです。

専門相談員はともかく、

法人であるということにどれだけの意義があるというのか?

基準を満たすためには経費や人件費が上がってしまいます。

今までは法人とせず無駄な経費をかけず、「できるだけ安く良いサービスを提供したい」と願っていたのですが。

というわけで、今後、西村はどういう判断をすればいいでしょうか。

判断A

販売指定業者となる。

ご利用者やケアマネさんに迷惑をかけないようにするには最良の選択。

○有限会社にする。

○西村が専門相談員の指定講習を受ける。

○長男(社会福祉士)長女(OT)を呼び戻して一緒に仕事する。→あり得ません

 

判断B

現状のままで指定業者と認めてもらう。

お役人に頭を下げて、「当事務所は指定業者の資格はありませんが、良心的で良い仕事をしています。何とか現状のままで指定業者と認めてください」と頼み込む。

バッジを使う。(県会議員にでも口利きを頼む)

あり得ん。死んだ方がまし。

 

判断C

販売指定業者とならない。

劇団四季・ミュージカル『オペラ座の怪人』

序幕でオペラ座の支配人はこう言います。

「正直に申し上げますとね、私には何の心残りもありません。

この呪われた商売からすっぱりと足を洗えるのは幸いです。」

悪魔が私にささやきます。何と魅惑的なセリフでしょう!

 

耕作を終え種まきを待つ天竜川河川敷の畑地。3月12日撮影

この春の風景のように

前向きに生きなきゃいけないのは、

わかっているんだけど。

2006.3.8

新年度に向けて、制度改正説明会等

介護保険他、制度の動向は風雲急を告げています。

西村もここ数日、立て続けに説明会に出席を続けています。

皆さんの地域・関連職域ではいかがでしょうか?

個別に開催通知があるわけでなく、

広報やホームページに注意していないといけません。

だれも教えてはくれず、知らずにいると「自己責任」

と言われてしまいます。

「だってそういう時代でしょ?」寂しいはなしです。

開催日
主催
名称
3月7日 浜松市介護保険課 地域密着型サービス等に係る事業者説明会
3月8日 静岡県介護保健室 介護保険サービス提供事業者集団指導
3月9日 浜松市障害福祉課 「障害者自立支援法」説明会

 

このページのトップに戻