2月27日付、朝日新聞(東京版)朝刊【声】欄に西村の投書を掲載してもらいました。以下は投書した原文です。 |
『全戸訪問してガス中毒防げ』 連日、ガス機器による一酸化炭素中毒事故の報道がなされているが、根本的な 安全装置のない古い湯沸かし器が現在も 120万台使われているという。製造物責任(PL)法では「予見できる誤使用は製造者の責任」と定めているのに、メーカーや販売者が有効な対策をとっていると は到底思えない。 メーカーの社長は「密室状態で使うことは想定していない」 「ホームページでの呼びかけで足りないと言われればそういう見方もあるかと思 う」と発言しているが、明らかに認識違いだ。 私は仕事がら高齢者宅を訪問することが多いが、古い家屋ほど開放式湯沸かし器(わかりやすく『煙突のない瞬間湯沸かし器』と呼ぶべき)を使っていることが多い。ひとり暮らしや高齢者だけの世帯に、だれが常時換気を促すのか?ホームページを閲覧せよと言うのか?
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