2009年1月5日
あけましておめでとうございます ほんとに久し振りの更新です 怠惰をお許し下さい 研修準備や年賀状を書く、などしておりました。 2009.1.5 |
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カットの写真とその説明文をプリンターで印刷し、他は筆ペンで書きました。 筆ペンとはいえ、芳名帳や祝儀袋以外で筆で字を書くのは30年振りくらいでしょうか。 筆ペンの「腰の弱さ」には閉口しました。「・・・筆を選ばず」とはいきません。 祖母からいつも「下手な字やなあ」けなされました。今になってやっとその意味がわかります。来年までにはちゃんと練習しなくては。展覧会なども観てみようと思います。 写真は12月19日撮影。盛岡駅近く、北上川に掛かる開運橋から岩手山を臨む。 富士山は形が整っていて美形とすると、岩手山はごつごつと男性的です。 「すべてのこと感謝できますように」の主語は? 自分に対する戒めです。 読み手は読み取ってくださるでしょうか。
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いい歳して、どんなことでも効率を良くしていかねばならぬのですが。 今年の年賀状は、これまででもっとも時間を掛けてしまいました。 私も含めて(私はクリスマスカード兼)、最近の賀状は文面もあて名面も印刷ばかり。日本中で取り交わされているおよそ八割は印刷でしょうか。かねてより、何とも味気ないなー、と感じてはいました。 そこで今年は両面とも筆ペン書きとしました。 きっかけは、昨10月に緒形拳さんが亡くなったときの記者会見。次男の直人さんが語った思い出話の一つが妙に心に残りました。「・・・おやじは『年賀状は筆で書け』と言って、自分も実践していました・・・」 それにつけてもおやつはカール、じゃなくて、人の意見に影響を受けるにもほどがある私です。 12月19日盛岡での研修準備として演習課題をつくることや、年末が近づくにつれ忙しくなる改修工事。 20日には浜松に戻りましたが、とにかくこの時期はしんどくて現場や打ち合わせから戻った夜はぐったり。ホームページ更新は怠るし、依頼されている雑誌原稿もほったらかし。クリスマスカードどころか、年内に賀状は一枚も書けず仕舞いでした。 元旦の夜から書き始め、徹夜を含め60枚書くのに20時間以上は掛かったでしょうか。顧客や役所には書かず、友人・知人、親戚や施工の職人さん宛ばかり。 今年のクリスマスカードか年賀状は、墨を摺って書くつもりです。 祖父母がそうしていたのを思い出しながら。 |