2011年7月13日
「片手で食べられるメロンパン」とパッケージに記載あり。 あっ、そう。 片手麻痺者はイヤでも片手でしか食べられへん・・・と、腹の虫のいどころが悪いと悪態をつきたくなるうたい文句です。 両手が使えない人は、テープルに置いてかぶりついたり。 どうせなら、「持ちやすい」とか「つまむように持てます」とかにして欲しかったと思うのです。 私のばあちゃんは、70歳くらいの頃から、昼食といえば決まってメロンパンとコーヒーでした。 私も歳をとり、昼食はもう菓子パン一つで済ますことも多くなりました。 同い年の大竹しのぶは、らくらくフォンのCMにでているしな〜 |
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末梢性神経障害性疼痛 用薬リリカカプセルをのみはじめました。 |
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左上肢麻痺となった事故から、もう21年5ヶ月が経ちました。 ペインクリニックには断続的に通っており、ここ数年は内服薬がなくなる4週ごとに受診して、 神経ブロックとマッサージを受けています。 できることなら内服薬など続けたくないのですが、年に数回訪れる【人格を破壊する】痛みを恐れて、 「あの痛みが来ませんように」と祈りとともに服用しています。 ところが、先日来(6月末頃)からひどい痛みが頻発。とても仕事どころではない日が続きました。 ペインクリニックを受診し神経ブロックを受けましたが、効果なく、 感謝なことに数年ぶりに処方してもらったボルタレン座薬が効いて、切り抜けました。 ・・・というわけで、ペインクリニックの医師が新しく処方してくれた内服薬がリリカカプセル。 薬局で詳しいパンフレットを受け取りました。 (医院の門前薬局の薬剤師の態度があまりに横柄なので、 数ヶ月前からドラッグショップ「クリエイト」を利用しています。 この薬局に通うようになってしばらくして、買い物ポイントがつくようになりました。せこい話しで恐縮です。 しかし、あまりに門前薬局はひどかった。十数年も通っているのにまったく客のことを把握していない。 いまさら「骨折ですか?」はないやろっちゅうねん! その上に態度が横柄。医師の処方箋どおり薬を売るだけなら、薬剤師など必要ない。 ・・・脱線が長くなり申し訳ないです) このパンフレットによれば、神経ブロックの効果があるとのこと。 偶然にも、服用はじめた翌日のNHK教育テレビ「福祉ネットワーク」で、 「痛みをとる!緩和ケア最前線」を取り上げた際、ガンで在宅医療を受けている患者さんが この薬を服用している場面に遭遇。 「在宅ホスピスで使用されるクスリか〜」と納得したような恐いような・・・。 私には75mgカプセルを朝夕食後に二錠ずつ処方されました。 医師曰く、「眠くなることがあるから、支障があるようなら一錠にしてみてください。」 きょうまでのところ10日間ほど内服しています。 はじめて服用したときの感覚は、全身麻酔を思い出されるものでした。 突然眠りに落ちるのです。ストンと。気持ちよく。 あなたは全身麻酔されたことありますか? 眠りに落ちる瞬間を自覚できるのですよ。快感ですよ、これは。 私だけかもしれませんが。 いつも睡眠時間が5時間程度なので、他のかたよりも副作用が大きいのでしょう。 私はあまりに気持ちよく眠りに落ち、痛みから解放されたのですが、 これでは仕事になりません。もちろん、クルマの運転もできません。 いまのところ、朝夕一錠ずつ服用しています。 眠気はかなり押さえられ、あくびが出ない程度になりました。 ひどい痛みは起こらず、左上肢はずっとしびれている感じ。 しびれは私にとって、良い状態なのです。 いままでもこのコラムで幾度か訴えてきたのですが、 どんな疾病やケガの患者さんでも、担当医が痛みに無頓着、 痛みの治癒に取り組んでくれないのなら、 専門医、ペインクリニックか麻酔科の医師に診てもらうべきです。 「痛みさえ緩和されれば生きていられる!」かたが、日本中で数十万人はいるはずです。
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