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ときどきコラム

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2003年4月13日号
 


 日常生活用具給付申請での失敗
                                 
 
4月10日。日常生活用具給付の申請にて浜松市役所の障害福祉課窓口へ。
〔この工事の概要〕
対象者:24歳。脳血管障害にて下肢障害3級、上肢障害2級、言語障害3級、複合1級。
工事概要:
トイレ・・・現在トイレが和式→洋式に。小便器ブースとの間仕切りを撤去し。ドア→引き戸。
階段・・・手すり取付け。
利用する制度
1.住宅改修費給付・・・下肢、体幹機能障害3級以上対象の制度。
   給付限度額は20万円。自己負担額は世帯の所得税額による。
2.身体障害者日常生活用具給付のうち “特殊便器”

〔失敗したこと〕
  設計図・見積書を対象者のご家族に提示。了解を得て西村が浜松市への申請手続きを代行。
ところが・・・・大失敗! 特殊便器の給付限度額が昨年度までの179,000円から159,000円に下がっていました。
この品目は昨年度も金額が改定されていたので、「まさか今年は変わっていないだろう」と思い込んで、
昨年度の給付額で見積を作成してしまっていました。つまり、ご利用者の負担額が増えるわけです。
 見積書を至急作り直して、利用者様宅に訪問し謝罪しました・・・・・・・

〔教訓〕
 制度は自分の知らないうちに変わっていることがある。
設計時点で制度の確認をしておくこと。特に年度替りには要注意。
   

利用者とご家族に迷惑をかけてしまいました。 ああ、情けない・・・とほほ

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