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住宅改修工事のための図面の読み方、描き方
vol.
タイトル
1
連載開始にあたって。【基本編1】平面図と展開図
2

【基本編2】基準線、モジュール、尺貫法

3
【実践編1】実測による平面図の描き方(1)
4
【実践編2】実測による平面図の描き方(2)
5
【基本編3】表現方法(図示記号)
【実践編3】実測による平面図の描き方(3)
vol.4 【実践編2】実測による平面図の描き方(2)

縮尺=1/60、1マス=1尺とみなす

マス目の数
尺・間(ケン)
o表記

1

1尺
303
3
3尺=半間
910
6
6尺=1間
1820

 

前項vol.3【実践編1】実測による平面図の描き方(1)からの続き

3.柱を記入する

 

図2

 

   原則として、「基準線(通り芯)の交わるところには柱がある」

   建物の骨組みのかなめとなるポイントです。

   また、長い壁面には通常6尺間隔になるように柱が配置されます。

   外壁廻りでは9尺の掃き出し窓サッシもよく用いられています。

   これ以上大きな開口部は、梁材(柱の頂部を横につなぐ横架材)の断面が大きいなど、補強されています。

  

   厳密には、柱の大きさは3.5寸角(断面形状で一辺の長さ105o)→1/60の図面では1.75o角となります。

   実際には一辺が5oマス目の1/2程度の大きさで記入すれば違和感はありません。

   次項でも解説しますが、壁の仕上げ厚さも一緒に表すようにします。

       柱を表す線は壁と混同しないように太くします。同じ鉛筆で強く描けば充分です。