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当事務所が携わり、実際に施工した工事214のデータを紹介します。「主に介護保険を利用した住宅改修工事」の実際をご覧下さい。
2003.5.24「相談依頼者と本人の居所」データを追加
このデータについてのご意見やご質問・リンクのご要望は、メールか掲示板へご一報を。
ZVM07371@nifty.ne.jp
1.疾患別工事件数
当事務所の携わる工事は、すべて身体障害を負う方や高齢の方を対象としています。
グラフの中で「その他」が多いですが、その一部は次の通りです。
視覚障害、結核後遺症、ALS(筋萎縮側索硬化症)、多発性硬化症、後靭帯骨化症、動脈硬化症悪化による下肢切断、がんの転移によ
る下肢障害・・ほか
2.種類別工事件数
主に「介護保険住宅改修費支給」工事の種類別に区分したものです。
圧倒的に手すり取付けなどの支給対象工事が多いことがわかります。
3.箇所別工事件数
住宅のどのような箇所で改修がされているか。
「何とかトイレと浴室を使えるようにしたい」という切実な要望が実に多い。
4.利用制度別工事件数
圧倒的に介護保険利用が多く、別制度を併用した工事も年間10件ほど。
「高齢者住宅改造費補助」は当地(浜松市)独自の制度で、60歳以上で認められれば「重度身体障害者住宅改造費補助」と同様の補助を受けることができます。
「全額自費」は、すでに制度を使い切った場合と、どの制度にも当てはまらない場合も。
このグラフ以外に、「身体障害者日常生活用具給付」利用が5件。
5.費用別工事件数
介護保険住宅支給費の基準額20万円以下の工事で84%を占めます。
全工事の費用平均は14.9万円。
以下は2003.5.24追加
6.相談依頼者
当事務所への相談依頼の連絡を下さったのは?
1.介護保険利用者が多いこともあり、ケアマネジャーからの連絡が82%。
2.家族より・・・介護保険の利用法をまったくご存じないこともあり、「まず要介護認定を申請して下さい」と説明することも。「リピーター」(以前に施工したお宅の追加や変更工事)が全体の2割ほどあり、この場合は家族からの連絡多し。
3.病院より・・・退院準備の場合に、OTやPT、医師からの連絡もあります。退院指導に熱心な病院は少ないようです。
4.訪問看護ステーションより・・・ケアマネジャーが「住宅改修は任せる」とPT・OTに言うこともあるようで・・
5.在宅介護支援センターより・・・介護保険非該当の場合と、「ケアマネが住宅改修に無関心で」と連絡下さったこともあり。
7.相談受付時の本人居所
「在宅か、入院中か」。ちょうど8:2の比率になりました。
退院準備の重要性を、病院スタッフやケアマネジャー、本人・ご家族に知っていただきたいと願っています。
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