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福祉住環境コーディネート西村事務所
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粗悪公営住宅、、手すりとバスボード座・シャワー座位からの入浴1,2ユニットバス用手すり立位で浴槽をまたぐ場合の手すり立位・座位対応の整備すのこと手すり・浴槽用手すり関節リウマチの症状に適した浴室パーキンソン病患者さん宅の浴室マンションの浴室バスボードを使用ユニットバスのドア取替え
シャワーキャリー+手すり浴槽入れ替え,、 浴槽入れ替え2(アパート)浴槽入れ替え3(這って出入り)這って出入り、用具の活用ユニットバスに変形すのこ、入り口スロープ木製ドアを引違い戸にユニットバスに「接着式手すり」、1216サイズで引き戸のユニットバス

1216サイズで引き戸のユニットバス(2)


 

1216サイズで引き戸のユニットバス(2)

この下の項の工事とほとんど同じ仕様ですが、窓の位置・形状、手すりなどが違います。

我が国でもっとも多い浴室サイズですが、レイアウト次第で介助入浴も十分可能でしょ?

廊下から脱衣室に床段差、さらに敷居をまたいで浴室。既存浴槽はホーロー製。

古いホーロー浴槽は、さびの発生率がきわめて高いのです。


脱衣室の床を廊下にあわせ、敷居段差なしのユニットバスを設置。

脱衣室入り口もユニットバスも引き戸に。

正面が外壁のため、縦長のジャロジー窓を設置。

洗い場までの横長窓にすると、鏡やシャワーが納まりません。


 

1216サイズで引き戸のユニットバス
おそらく、我が国でもっとも多い浴室のサイズ、内法1200*1650。浴槽の深さは600o。

浴室を解体してベースのコンクリートを打設したところ。

ピンクと青のホースは湯と水の配管です。

時々、「ユニットバスをどうやって家に入れるの?」と質問されます。

パネルや骨組みなどのバラバラの部品を、現場で組み立てるんですよお(^_^)v

長辺方向に引き戸。浴槽の背中側は壁パネルに接するので、引き戸は脱衣室側に納めます。

この納まりは、「水仕舞いが良くない」との理由で作っていないメーカーが多いのです。

シャワーいすで使いやすいように、洗面器置き台は浴槽縁と同じ高さ400o。


取付け後

【取付け作業中】

2液型エポキシ接着剤を専用工具で混ぜて塗布。

【完成】

主に、シャワーいすからの立ち上りに使用。

 

ユニットバスに「接着式手すり」

ユニットバスの壁面の素材は多様で、ビス留めできないものがあります。補強しても取付け不可の場合に使う「接着式手すり」。吸盤と接着剤を併用します。商品名「サクションバー」


浴室木製ドアを引違い戸に
間口4.5尺の浴室に内開き木製ドア、出入りする際に洗い場が狭く、身動きが取れない。

w(巾)1100oのアルミ引違いサッシを特注でつくる。片引きサッシよりも安くでき、「明るい」というメリットもある。

脱衣室との段差(100o)解消のため、樹脂製すのこ敷き込み(用具購入費支給対象)


ユニットバスに変形すのこ、 入り口スロープ

間口1100*奥行き1650のユニットバス。

入り口段差は100oで木製スロープを設置。

ただし、敷居高さのスロープでは洗面台キャビネット扉に当たるため80oで製作。

浴槽の平面形状が凹型のため、すのこも変形×2枚。


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這って移動する方の浴室整備
腰椎すべり症で下肢機能障害があり、 屋内では這い移動、 屋外では車いす自操、 要介護度2の方です。
脱衣室からの入り口段差解消に、 すのこを設置。

洗い場の勾配に対応するための、 高さ調整ボルト付きフレームを
セットしたところ。

すのこ表面は、滑り止めにもなる クッション素材仕上げ。

浴槽後ろ(背)側に設置した移乗用台。 一旦この台に移乗してから、 浴槽に出入りします。

介護保険用具給付では「入浴台」 動作を助ける手すりも取付け


浴槽入れ替え3(這って出入り)
高齢者では稀な例です。這って移動、ほとんど上肢の力だけで浴槽の出入り。

今回の工事は、筋力が低下し浴槽深さ600o、またぎ高さ200oでは出入りができなくなった方のため。

深さ500oの「洋式浴槽」に入れ替え、洗い場との段差もほとんどなしに。これで「当面は」自立入浴ができるようになりました。
さらに体力が落ちれば、2人介助かリフトを導入するか、入浴サービスを利用するか・・・・

浴槽の前後についている手すりは、もっぱら家族のため。この浴室では立位での浴槽またぎは危険です。


浴槽入れ替えのために、腰まわりの高さから下の高さ(色が変わっている部分)のタイルは一旦解体し、貼り替えました。


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浴槽の入れ替え2(アパート)

最近ではほとんど見ることがなくなりましたが、このような「超簡易型ユニットバスのようなもの」は、「ハーフユニット」と呼ばれていました。もともとは浴室内にボイラー(バランス釜)があった形跡あり。

FRP製の巨大な防水パンの上に浴槽を置いただけ。またぎ高さが650o、浴槽深さは600oです。虚弱な高齢者では出入り困難。

深さ550oの「和洋折衷」型浴槽に入れ替え洗い場にすのこを敷くことにより、またぎ高さは450oまで低くなりました。これ以上の改修をするなら新しくユニットバスを入れることになり、賃貸アパートではまず不可能です。

浴槽は窓から入れました。ドアからは入りません。

浜松市では、このような工事は「段差の解消」として、介護保険住宅改修費の対象と認められています。

保険者(市町村)によって判断が違いますのでご注意ください。


シャワー水栓を2ハンドル→サーモスタット式に替えたのは保険給付外で、自己負担です。念のため。


浴槽入れ替え

斫り出し(「ハツリダシ」コンクリートをこわして浴槽を取出し

間口が大)きく浅い(550o)浴槽を設置。

洗い場からのまたぎ高さが低く(300o)深い(600o)浴槽。

脱衣室からの段差30o。



洗い場のモルタルを打設したところ。
このように、「浴槽出入りが困難なため浅い浴槽に入れ替える」工事について、浜松市では、介護保険住宅改修費給付「段差の解消」として認められています。

洗い場にモザイクタイル貼り。

入り口段差は敷居の厚みのみ。

浴槽縁高さは400o。

入浴用いすを同じ高さにあわせれば、座位での浴槽出入りも可能。


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浴室にシャワーキャリー+手すり

洗い場での歩行が危険な場合は、入り口でキャスター付シャワーキャリーに座ってもらう。

タイルの上に移乗して浴槽へ。

動作を助ける手すり。


ユニットバスのドア取替え

上記欄の洗面脱衣室の奥。 内開きのドア

折れ戸に取替え。

ユニットバスの場合は、大工さんではなく専門業者(メーカーの代理店など)に依頼したほうが無難で費用も安く済みます。


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バスボードを使用

このお宅は“バリアフリー仕様”のユニットバスでした。

しかし下肢筋力低下のため、浴槽をまたぐ動作が困難でした。

写真のバスボードは薄型で手すりつき。座位からの浴槽またぎが可能に。

浴槽内いす(福祉用具購入費の項目では「浴槽内すのこ」)を併用しました。


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マンションの浴室

ほとんどの場合、マンションの浴室は次のような構造になっています。(最近のハイグレードマンションは違うようですが、まだ私は実際に見たことがありません。

“バリアフリー”仕様なら、改修をするニーズはあまりないでしょうし・・・・)


○ 価格と施工の条件から、ほとんどユニットバスです。

  “後付け”手すりは、壁面の材質を見極めて選択します。

○ 構造上のスラブ(床)を居室と同じ高さにつくるので、

   ユニットは「床の上に置いてある」ようになっています。

∴脱衣室から洗い場が一段高い(100o程度)

∴浴槽のまたぎ高さが高い(500〜600o程度)

  ⇒この二つの問題の解決策としては、手すりとすのこ設置が一般的です。

樹脂製のすのこは、ふつう2枚割りとし、掃除しやすいように配慮します。

また、すのこの根太方向は、排水に支障のないように注意。


パーキンソン病患者さん宅の浴室

この疾病の特徴である「体の向きを変えにくい」に配慮した手すりの取付けと、浴槽内すのこ

脱衣室からの段差が100oありますが、段差解消はしていません。

相対的に浴槽底が低くなるほうがデメリット大きいため。

浴槽をまたぐに使う縦手すり。出窓があるため、柱状に取付け。

(浴室用、ステンレスに樹脂皮膜付)

壁面にはL 字型手すり。

浴槽内すのこは全体に敷き詰めると立上がりにくいので、「踏み台兼腰掛け」として用いる。

 特注品w500*d400*h200


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関節リウマチの症状に適した浴室
('03年の1級2次試験の課題に近い条件です)

今回は手すり取付けを相談されたのですが、もともと症状に適した浴室のつくりでした。

○介助者も動きやすい広さ

   1坪、内法1650*1650o

○浴槽縁の高さが400o
座位から立上がりやすい高さです。

脱衣室〜洗い場の床段差は105oでした。

この段差解消のためにすのこを敷くと、浴槽縁高さが低くなりすぎるので、そのままにしてあります。



写真にはありませんが、入浴用いす(浴槽縁と同じ高さに調節できる)と浴槽内いすも使用します

○入りやすい浴槽の大きさ   w1200*h700*d550

浴槽に入っても足が前面に届き、浴槽内いすに腰掛けて半身浴のできる深さ

○浴槽の後ろ(背中側)に腰掛るスペース

一旦腰掛けて「座位からの浴槽出入り」に適しています。

手すりの取付け

 ○歩行用

 ○洗身時、いすから立上がり用

 ○腰掛スペースへの移乗用

 ○浴槽出入用


某ビル3階住居の浴室

【改造前】

浴槽縁の高さが600o。

またぐのは健常者でもたいへんです。

【改造後】

洗い場には樹脂製すのこを設置。レベル調整ボルト付。

またぎ高さが510oに。

浴槽用手すり・・立位でまたぐ場合には有効です。

壁面の手すりは補助的、立上がり用に。


「立位でも、浴槽後ろに腰掛けて座位からでも」対応



浴槽内いすは、介護保険福祉用具購入費支給対象。

浴槽内の「ノンスリップマット」は支給対象外ですが、定価2000円ほどなので、サービスで差し上げています。

(私の判断で、必要と思われれば。

個人事業ゆえの勝手さ!)特にステンレス浴槽には有効です。


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 「立位で浴槽をまたぐ」ことのできる場合の浴室整備例

 

T 型杖で歩行できる程度のレベルを想定しています。

 シャワーベンチ(入浴用いす)と浴槽内いすも使用。


ユニットバスへの後付け手すり


吸盤+2液混合接着剤を併用。

専用工具が必要です。


《座位からの入浴》のための台と手すり


台は「入浴用いす」として介護保険福祉用具購入費で支給を申請

写真手前のいすはイレクターパイプ製でキャスター付き。


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松下電器製「座シャワー」

座位のまま全身シャワー浴ができる。

「どうしても浴槽に入りたい」ことを見直しても良いと思う。


座位から浴槽をまたぐための「バスボード」
介護保険では「福祉用具購入費給付」の対象。

某公営住宅の浴室

【現状】

昔の公営住宅はこのような浴室が多かった・・・

コンクリート床、入居者が浴槽とBF釜(浴室内に設置する)を自費で購入。

浴槽は和式しか設置できず、またぎ高さは700o程度になってしまう。

リウマチ患者さんで、以前にすのこを取り付けて何とか入浴していたが、浴槽をまたげなくなってしまいました。

【すのこ設置】

イレクターパイプ+高さ調整ボルトで床の勾配に対応。

表面のすのこはスチロール製。 特注品で価格約59,000円。

工場で組立て加工し、現場設置は5分で完了。

脱衣室からの敷居段差は約200mm。

介護保険では「福祉用具購入費支給」対象。

 


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