福祉住環境コーディネート西村事務所
ときどきコラム 「住宅改造論」 介護保険で利用できる
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縁側に手すり全面フローリング重ね貼り2「扁平笠木」型手すり
引違い戸の敷居を下げる、真壁造の階段に手すり
屋内段差にノンスリップシート貼りスロープ

屋内段差にノンスリップシート貼りスロープ
増築家屋ではよく見られる段差。この写真では185o。 車いす介助用に木でスロープ゚をつくり、表面はノンスリップシートを貼る。

全面フローリング重ね貼り2

写真の手前は玄関ホール、ドアの向こうは居間。敷居段差解消のために、耐車いす対応のフローリングを重ね貼り。

敷居は取り外しました。 介護保険住宅改修では「段差の解消」適用


縁側に手すり



「ガラス戸は開けない」という前提で、長さ9尺(2700o)の手すり。


敷物はほんとはやめてもらいたいのですが、「足が冷たいので」とご本人の希望でやむなし。


土間に渡り廊下を

古い農家。写真手前は脱衣室、土間の向こう側に居住部(寝室等)があります。

中途失明の方のために・・
渡り廊下をつくりました。

介護保険では「段差の解消」に該当します。

写真下右側は寝室側から見た「着脱式手すり」。

ご家族が出入りする際には外します。


向こう側に見えるロープは、寝室からトイレまでの誘導用とのこと。

【改造前】

廊下に面した各室の入り口には、敷居段差が。

【改造後】

廊下にフローリング板(車いす対応タイプ。

キャスターに耐えられる)を重ね張りすることによって、敷居段差を一挙に解消。


引違い戸の敷居を下げる

敷居が床板の上に乗っているような造りで、段差30o。 V字型レールを埋め込んだ敷居に交換し、段差解消。

ガラス框戸の下には継木をして使用、戸車も取替えてスムーズな動きになりました。


「扁平笠木」型手すり

リウマチ患者さんのお宅。浴室が離れにあり、この通路を通らなくてはいけない。

いっそのこと、屋根つきの“渡り廊下”をつくりたいくらいでしたが。ご主人がブロックやレンガを使って、段差解消を施工済みでした。

写真でわかるように扁平な笠木で、手のひらや肘を滑らすように使います。

表面はエラストマー樹脂(柔らか味のあるビニールのような素材) デイケア施設のOTさんの指導による手すり形状の選択でした。

通常よく使われる、丸い断面の手すり材に比べると次のような短所があります。

○接続金具の品種が少ないので、屈曲部の接続や端部の曲げ処理ができない。施工しづらい。

○価格が高い。この4m分の材料費だけで約2万円高価。


引違い建具の前に取付けた手すり
出入りしない側の床・鴨居を利用し柱を立て、手すりを取付け。

ボード下地に取付けた手すり

どちらの写真も後付け手すり。 柱・間柱・胴縁を探し、補強工事なしでボードの上から直接ビスで取付けています。

ブラケットの間隔・ビス長を確保すれば強度の問題はないはずです。


真壁(しんかべ)に取付けた手すり

左の写真とは別のお宅。

下地板を取付けないので、壁からの出巾が小さく済みます。

真壁(しんかべ)に取付けた手すり

写真右側のブラケットは、柱の“ちり”の部分にブラケットを取付け。


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