|
トイレ
|
||||
↓ |
数年前に大改造して造った「移乗台式トイレ」 関節リウマチ患者さんで独居。 車いすから便器へは直接移乗できません。 一旦は台の上に移乗し、横にいざって便器に移ります。
|
→ |
|
今回の改造要望「症状が変わり車いすの座面高さが380ミリになった。これに合わせて台と便器を低くして欲しい。普通の便座では固くて痛いので、クッション材を敷きたい」 高さの低い便器の既製品は『幼児施設用』くらいしかありませんが、低すぎます(245o)。 床を造り替え、便器と台を埋め込みました。 |
クッション材はTOTO製「やわらか補高便座」 |
→ |
|
車いすの奥さんをご主人が全介助。 「何とかトイレで排泄させたい。介助を少しでも楽にしたい」 ドアの間口が狭く車いすが入れません。 |
袖壁を撤去し間口を広げ、吊り引き戸に。 吊り戸なら敷居のレールは不要です。 15oの床段差はすりつけ板(スロープ)で解消。 手すりを両側に設置。小柄で、横手すりだけで移乗可能。 車いすを便器のすぐ前まで近づけ、あとは手すりを使い便器へ移乗。 要望により便座をウオシュレットをに取替え。 |
↓ |
対象者は疾病による両下肢麻痺で車いす自走。 トイレのドアが狭く、床は段差がある。 「開口を広げ段差を解消すれば一人でトイレが使える」 |
|
|
ドア向かって左側の袖壁を撤去し開口幅を広げ、折れ戸に付け替え。敷居段差は木製スロープで解消。 | 折れ戸を開けたところ。開口幅が約300o広くなり、便器前面の空間が広くなっています。 階段が左側から昇っており、苦しい納まり(-_-;) |
「介護保険給付範囲内で改修したい」との要望があり、他の部位(廊下や玄関など)の手すり取り付け工事なども含めて20万円以内でできる方法を採りました。 |
|
【改造前】
|
|
【改造後】 隅付きロータンクは既存のまま使用、簡易的に洋式にする便器を設置し、その上に温水洗浄便座を取り付け。 この方式では便座の高さが440o程度となります。 今回は利用者が小柄で、「踏み台では恐い」との要望もあり、床を90oかさ上げ。 便器正面に取り付けた手すりは、便器からの立ち座り時だけでなく入り口段差の上がり降りにも有効。
もとの和式便器とロータンクと同じ【INAX製】を採用。 ペーパーホルダーの上に取り付けたスイッチは、「便器洗浄リモコン」。 「振り返ってタンクのレバーを操作する」動作が困難な利用者には必需品。 TOTO製は隅付きロータンクには取り付けられないのですが、INAX製はOK!でした。 カタログを見てTOTO製と機能が違うので疑問に思い、同社の〔お客様相談センター〕に電話して、初めて知りました。 |
【改造前】 910o(三尺)四方のトイレに和式便器 |
【改造後】 TOTO製「コンパクリモデル便器(コーナータイプ)」暖房便座セットで定価\107,350 「デイサービス通所中に施工」を目標に、改修は一日で完成しましたが、コンクリート床を解体するのに半日かかりました(@_@;) 費用節約のため土壁のまま。紙巻器を戸に取付けたのは苦肉の策でしたが、実はこれがいちばん使い易い(^_^)v |
【改造前】 トイレのドア ごく一般的なドアノブ(握り玉) |
【改造後】 レバーハンドルに付替え これだけで、上肢障害者にはとても使い易くなり、私も日頃実感しています。 だれもが使い易くなるので、すべての住宅で採用してもらいたいものです。 |
【改造前】トイレ 慢性関節リウマチが進行し、便器からの立ち座りが困難に。 |
【改造後】 TOTO製簡易昇降便座を設置。 電動シリンダー式。肘掛けにスイッチがついていて操作しやすく、任意の位置で上昇を止めることもできる。 フレームも大きく、狭い場所には設置困難。 |
【改造前】トイレ 慢性関節リウマチが進行し、便器からの立ち座りが困難に。 便器に温水洗浄便座付き(鰍hNAXの「シャワートイレ」)。 |
【改造後】 INAX製昇降便座「CWA-40」を設置。 電動ポンプ式。リモコンを壁に取付けて、ボタンを押すと一番上まで上昇する。 60秒後に自然に下降するがボタン操作でも下降する。 コンパクトだが、操作ボタンは無線リモコン式で操作しにくい場合も。 肘掛けは無いので、必要に応じて手すりが必要に。 |
【改造前】トイレ 和式両用便器に、簡易洋式便座を乗せ、床の段差を木製台で埋めてあった。 ドアに手すりと紙巻器が取り付けてあり、ご家族の工夫の跡が。 |
【改造後】 ドア→引き戸 床を張替え、洋式便器に取替え。 奥行きの狭いトイレなので、TOTO「ネオレストSD」 ご本人の要望で手洗器を設置。 「用便後、トイレから出る前に手を洗う」は常識だが、費用とスペースの問題で、手洗器を設置しないことも多い。 この手洗器は壁に埋め込み式。この位置に設置すれば、便器に座った姿勢で手を洗うことができる。 車いすを使用するようになり、移乗用手すりは便器の正面に取付け。 |
ボード下地に取付けた手すり | |
どちらの写真も後付け手すり 柱・間柱・胴縁を探し、補強工事なしでボードの上から直接ビスで取付けています。 ブラケットの間隔・ビス長を確保すれば強度の問題はないはずです。 |
【改造前】 農家特有のトイレ。 農作業の途中でも使えるように、屋外から直接土足で入れるようになっている。 和式両用便器。 屋内から利用するにも入り口段差あり。 |
|
|
|
【改造後】 屋内からの段差はなくし洋式便器に。手すり取付け。ウオシュレット取付けのために電源(コンセント)も設置。 屋外からの靴脱ぎスペースも確保。 ほんとうはトイレ床は、タイル貼りにはしたくない。(尿がこぼれたりして目地に汚れがつくので、掃除がたいへん)土足でも利用するのでやむなし。水洗いはできますが。 |
トイレ入り口に段差。外開き戸(ドア)。 |
|
【改造後】 トイレの床を下げ廊下と段差をなくし、ドアは「引き込み戸」に付替え。 ダイケンやTOTOで販売している。 開閉時のドアが動く範囲が狭いので、体をかわすのが楽になる。 |
【改造前】 玄関ホール脇の納戸として使っていたスペース お母様が脳血管障害後遺症で車いす介助で移動することになり、「トイレが遠く狭いので使えない」との相談 |
|||
【改造後】
|
【改造前】 トイレの敷居。 このわずかな段差がバリアーになる場合もあります。 |
【改造後】 敷居を撤去し、下地を処理し薄い「見切り板」を張り付ける。 塗装も必要です。 |
洋式トイレの手すりはL型にすることが多い。 立ちすわりと座位保持を兼ねます。横手すりで立ち上がるかたも。 手洗いは、便器とドアの間に設けるのが理想的。 |
【改造前】 トイレの入り口に無意味?な敷居多し。 「スリッパがドアに触れないように」ですと。 |
【改造後】 上のような大きな敷居にはスロープは不向き。 敷居を撤去するのがもちろん有効。 ドアの下に継ぎ材を取付けてすき間をふさぐことも。 |
トイレに取付けたリフト。上の写真の左側。 設置するためのスペースを確保するために、洗面脱衣室と同じスペースに。 ご家族の要望で、トイレまわりはアコーディオンカーテンで囲っている。 |
敷居撤去と手すり | |
こんなトイレの敷居を見るのは、もううんざりだ〜 脳血管後遺症で左上下肢機能障害、下肢装具を装着。 左下肢を引きずるように歩きます。
|
|
【改造後】 敷居が大きく(外してみると土台に直接乗っていた!105*105!) 大工がこの工事だけで90分ほどかかってしまいました。(>_<) ご家族の希望でドア下には継ぎ材取り付け。 しかも、ドアが内開きのためたいへん使いにくい。 廊下がせまく、 外開きにしても使い勝手が悪い。理想は引き戸に改造したいのですが。 何とか手すりで動作をカバーして下さい。 |
あまり改造したようには見えませんが・・。 高齢で心臓に慢性疾患あり、車椅子介助で移動の婦人宅。「トイレを使いやすくしたい」との要望。 車いすが近づけず、介助も重労働。 |
|||
【改造前】
|
|||
【改造後】 トイレの広さは変えずに・・・
|
マンションのトイレ・洗面所 | ||
下記の「浴室」同様に、経済上・構造上条件で、床に段差あること多し。 「配管を直し床段差をなくす」ことが困難なために、手すりで対処すること多し。 |
現在は伝い歩き、将来の車いす使用を視野に入れた改造 |
||||
|
||||
【改造前】 築70年くらいの古い家屋。広縁から入る1.8m四方のスペースに和式と男子小便器のブース+手洗器 |
||||
|
トイレにドアを新設 | ||
|
||
「LDKの一角にトイレが出っ張っている」というお宅。一旦廊下に出て洗面脱衣室経由でトイレに行かねばなりません。 | ||
LD側の壁を壊し、引込み戸(メーカーによっては「ローリング式片開きドア」)を新設しました。 開閉スペースが小さく、楽に出入りできます。 引き戸にできない場合に有効。 介護保険住宅改修申請のため、市の指導により既存のドアはふさぎました。 (ふさぐ必要はないと思いますが「それでは『引き戸に取替え』とは認められない」という解釈でした。 裏側から既存ドアをふさいだところ |
トイレ用手すり(肘掛け型) | |
適応例 1.リウマチなどで、丸棒手すりが握れない 2.両手(腕)を使わないと立上がれない 3.トイレの間口が広く、壁面に手すりを取付けても立上がれない 左右別々に高さ調整ができ、片麻痺の方などでも対応しやすい。 |
ウオシュレット付補高便座 | |
立ち上がりを容易にするための「補高便座」とウオシュレットを一体化した製品。 もちろん設置するには接続工事(工具さえあれば日曜大工でできます)と100Vコンセントが必要です。
|
ドア→アコーディオンカーテン | |
引き戸にできない場合の対応策。鍵付アコーディオンカーテンならトイレでも使える。 敷居段差は木製スロープで解消。予算があれば、トイレの床を下げるのですが。 |
和→洋式便器 | |
ついでに便器洗浄機能付ウオシュレット(製品名「アプリコット」)取付け。 敷居段差を解消し、ドア→引き戸に付替え。洗面台があるため引き戸は内側納まり。 床仕上げ・・以前はタイル貼りが多かったようですが、排水口がなくては水洗いもできず、「滑りやすい、臭いや汚れが目地にしみつく」などのデメリットばかりです。 クッションフロア貼りとしました。 便器正面に手すり取付け 塗り壁→プリント合板に内装変更 |
|
敷居撤去2 | |
またも出ました、トイレの敷居。 昭和40年代頃の軽量鉄骨造プレハブ住宅。 敷居を撤去し、床仕上げの見切り板取付け。ドア下には継ぎ材取付け。 塗装補修。 |
壁を抜こうとしたら・・・(-_-;) 着工後の計画変更 | ||
|
||
間口3尺×奥行き6尺のトイレ。
|
||
工事を始めたところ、「てぇへんだ親分!」「どうしたハチ?」 プラスターボードを壊しかけたら、2階トイレの排水管が壁の中を通っていました。本来ならパイプシャフトを設けるか、屋外に配管すべきです。これでは管が詰まったときなどのメンテナンスもできまへんがな! 急遽計画を変更し、病院の担当OT、PTに変更案を打診。 |
2階からの排水管を床下で曲げたところ
|
|
当初の計画通りにはいきませんでしたが、何とか完成しました。
便器の前方に手洗器を設置したかったのですが、予算が合わずなく断念しました(-_-;) |
内開きドア→カーテン 段差解消、手すり取付け |
||
|
||
|
||
|