福祉住環境コーディネート西村事務所
ときどきコラム 「住宅改造論」 介護保険で利用できる
環境整備
2002〜2003年度
工事実績
人はなんで生きるか
掲示板
私の工事アルバム
住宅改修の種類 制度情報 リンク集

私の工事アルバム

複 合
トイレ
浴 室
洗面所
ポーチ、アプローチ
玄 関
廊下、階段
寝室、居間
DK,台所
 
ポーチ    
 /アプローチ

コンクリートスロープ手すりと踏み段増設手すり設置工事通路・スロープ
コンクリートスロープ(2)木造スロープ+屋根タイル面に取付けできず
階段新設・手すりを付替えステンレス手すり設置工事(2)
勝手口の階段と手すり、、平板を敷設
玄関・勝手口アプローチに手すり
アプローチ階段をスロープにコンクリートスロープ+手すり敷石を並び替え

アプローチ階段の手すりインターロッキングブロックでスロープ

「笠木型」ポーチ」手すり 画像セット9サンプル7砂利敷きアプローチをコンクリート舗装 画像セット9サンプル7

アプローチ階段の勾配をゆるく画像セット9サンプル7アプローチ階段をスロープに(2)画像セット9サンプル7


アプローチ階段をスロープに(2)

対象者は車いす全介助による移動。段差解消ブロックを並べていたが、介助がたいへん、本人は「痛い!」

測量しながら、最低限の部分(段鼻と表面)のみを斫り取ってコンクリート打設。

介護保険住宅改修費支給「段差の解消」に該当。


アプローチ階段の勾配をゆるく

対象者は脳血管障害後遺症で左上下肢麻痺。

現在施設入所中で、「在宅復帰のためにこの階段の勾配を緩くしたい」という要望。

 

工事規模をできるだけ小さくする(無駄にこわさない)ため、レベル測定器で確認しながらコンクリート階段を解体。

段差の変更に伴い、門扉の高さを少しずらしています。

手すりはブロック塀に直接取付け。

介護保険住宅改修費支給の種類は「段差の解消」と「手すりの取付け」


砂利敷きアプローチをコンクリート舗装


車いすか杖歩行としてコンクリート舗装としました。

 

クルマの乗り上げに配慮し、

砂利と土を鋤き取って鉄筋(ワイヤメッシュ)を敷き込み。

コンクリート打設完了。

介護保険住宅改修費支給の種類としては「通路材料の変更」

但し、申請対象範囲は、この通路幅(2m)の1/2のみとしました。

通行のためだけならば1mで足りるところを、ご家族の要望「ポーチの幅と合わせる」ために2mとしたためです。


 

「笠木型」ポーチ手すり


関節リウマチ患者の方用としての「手摺」。

断面形状が○型では握れないため、

文字通り、「手を摺って」使用します。

アルミ型材に樹脂被覆。取付け金具のバリエーションが少なく、比較的高価なのが難点。

写真の使用材

 新日軽 「UD手すりC型」

 

 


インターロッキングブロックでスロープ゚

脳梗塞の後遺症が重く、高次脳機能障害・上下肢麻痺となったご主人。

退院前、最大の課題は家屋への出入り。

段差解消機設置のためには駐車スペースを減らすしかなく

・・・不可。



ご本人に介助タクシーで外出してもらい、貸与スロープを試用。

奥様の介助ではとても困難なことを確認。

インターロッキングブロックはご主人が自分で敷き込んだことを伺う。愛着があり捨てるにも惜しい・・ので再使用してスロープをつくることに。

型枠を組んでコンクリートを打設したところ。

 

 

スロープの上にブロックを敷き込み。余ったブロックは庭への通路に使用。


アプローチ階段の手すり

「枚挙にいとまのない」ほど、多くの工事例があります。

写真3のように変則的な階段(踏み面の奥行きや段差が一段ご

とに違う)では手すりの角度も一段ごとに変えねばならず、使用

部材費が高くなってしまいます。

4

段差が280o+道路縁石の上は奥行き(踏み面)が小さく足を乗せられず、あわせて330oをまたがねばならない。

縁石は公共物なので加工するわけにはいかず、ポーチを改造。一部を斫りタイルで段をつくった。

敷石を並び替え

ながーいアプローチ。敷石は飛び石になっており、歩行不安定な方にはとても危険。

敷石を並び替えただけで新しい材料は何も使わない工事。介護保険で「段差の解消」で認めてもらいました。

簡単な工事のようですが、水平と『通りを出す』(一直線に通すこと)ことにはそれなりの技術が必要です。


コンクリートスロープ+手すり



脳血管障害後遺症で左上下肢麻痺の方。

体調の良否によって、車いす介助か4点杖+介助歩行。

既存の階段にかぶせてコンクリートを打設しスロープを造成。

手すり
下りで右手で使えるように設置。

玄関から出て正面には転落防止柵を兼ねて。


アプローチ階段をスロープ゚に



この階段に持ち運び式スロープを使用していた。

車いす全介助が奥さんには大きな負担に。

階段を斫り(ハツリ=コンクリートの一部を欠いたり、壊すこと)、砕石を敷き込んだところ。

勾配を少しでもゆるくするため、最上段のポーチまで50cm食い込ませました。

ここにコンクリートを打設し・・・

ノンスリップタイルを貼りました。

(タイルを貼らずコンクリート刷毛引き仕上げなら、費用は半分ですみます。)
既存部分との境には、モルタルで立ち上がりと笠木をつくり、元の仕上げにあわせて塗装仕上げ。

このスロープ勾配はやっと1/8程度。

『標準的な勾配』とされる1/12には及びませんが、今までよりはずっと楽に昇降できるようになりました。


玄関・勝手口アプローチに手すり

道路に平行した住宅。車寄せと玄関、勝手口が並列しています。

脳血管障害後遺症で左上下肢麻痺、多点杖で歩行可の方対象に手すりを取付け。

玄関ポーチでは、手すりに正対してカニのように横歩きします。


玄関アプローチに平板を敷設

飛び石を並べてあったアプローチ。

下肢不自由となり、酸素ボンベも引いて歩くようになって・・

コンクリート平板(300*600o)の表面は粗面仕上げになっていて、雨に濡れても滑りにくくなっています。

介護保険住宅改修費支給「通路面の材料の変更」に該当。


ピロティに増築

一部鉄骨造2階建てのお宅。浴室・洗面所・台所は2階にあります。

77歳のご主人が脳梗塞を発症し入院中。左上下肢麻痺の後遺症が残り、T杖使用見守り歩行。奥様との二人世帯。

現在駐車場になっているこのピロティ部分に増築することになりました。南向きの和室6錠と接続します。

増築規模:13.5u(8帖大)「車を4台置けるスペースを残したい」との要望もありました。
DK(キッチンセット+二人で食事できるスペース)

浴室(1616サイズユニットバス)

洗面所(洗面化粧台は置かず小さな洗面器のみ)

軸組み工事中

手前右側は勝手口に新しくつくった階段+手すり。

既存部(和室6帖)との接続部

腰窓をこわして3枚引き戸をつくります。

軸組みができ、外壁(サイディングボード)の下地にプラスターボードを張っています。
壁と床の断熱材敷き込み

ようやく完成! 北側外観

勝手口には階段と手すりを設置

南側外観

DKからの降り口にも階段と手すり


勝手口の階段と手すり

段差は500o。 脳梗塞で左上下肢障害、4点杖使用となったご主人では昇降不可。

コンクリートで階段をつくり手すり設置。


ステンレス製手すりの設置

終戦後すぐ建ったという古〜い借家。

老夫婦二人世帯で、二人とも杖とシルバーカーを使用。

「いまさら引っ越すところもないし、老人ホームに行くより、生活できるうちはここにいるほうがいい」とのこと。私もそう思います。

私の生まれた家もこの程度で、土壁がぼろぼろ落ちてくるようなところでしたが、どんなところでも自分の家があれば「住めば都」です。

家主さんの承諾書をもらっていますので、介護保険住宅改修費支給申請します。 約2時間の作業でした。パイプの足元はコンクリートで根固め。

余談ですが、 この作業している青年は大工さん。 2級建築士や宅建取引主任者の資格も持つ努力家です。

先日掲示板に書き込みのあった大工さん一家のメンバー。いつも私が助けてもらっています。


ポーチに階段を新設、丈夫な手すりに付替え

ポーチから砂利敷きの庭まで段差が約300oに飛び石が置いてありました。

ご家族が日曜大工でつけた手すりは強度不足で不安定。

コンクリートで階段をつくり、手すりはステンレス製34φに付替えました。

ポーチ手すり「タイル面に取付けできず・・」 


当初は、タイル面に手すり取付けの予定でした。

ドリルで穴をあけたところ、コンクリート強度の不足が判明。

急遽、外壁と階段下のコンクリートに取付けました。

施工時には、臨機応変に対処できる準備が必要です。

部材は、多めの種類と数量をいつも持ち歩きます。


【改造前】

脊髄損傷で、車いす自走可の方。玄関はせまくスロープや段差解消機の設置は困難。

【改造後】

腰窓を掃き出しサッシに付け替えて、寝室から直接屋外出入りできるように。

勾配≒1/12.「緊急避難経路の確保」のためにも有効。

木造スロープ+塩ビ滑り止めシート。 手すりというよりも「転落防止柵」布団も干せます(^_^)v

屋根をかけたのは「洗濯物を干せれば」という奥様のご希望で。


【改造前】

「今は何とか歩けるが、将来車いすでも通れるようにスロープをつくりたい」との要望。

階段を改造するだけでは、スロープの勾配が強すぎます。

【改造後】

植え込みの一部を移植し、道路に平行なスロープをコンクリートでつくりました。

歩行用兼落下防止用手すりを設置。 勾配≒1/10、車いす自走はまず不可能。


ステンレス手すりの設置工事

パイプ(定尺4m)と接合部材を持ち込み、現地で加工・組み立てます。

土中にはモルタルで、タイルやコンクリート面にはアンカーを打ちボルトで固定。この現場では、2人×2時間の作業でした。

「熱い、冷たい」の感触を避けるために、手すり部分をプラスチック皮膜製のパイプを使うこともあります。


玄関ポーチ

【改造前】

大腿骨頚部骨折で杖歩行。「スロープをつくりたい」との要望でしたがスペースがなく・・・

【改造後】

コンクリートを打ちタイル貼り。 介護保険住宅改修では「段差の解消」と「手すりの取付け」


玄関ポーチ

【改造前】

リウマチ・要介護度5の方。両手足を使って車いす自操。

昇降用スロープの設置要望を受けました。

【改造後】

160oの段差を3.3mの距離で、勾配≒1/20。

福祉のまちづくり条例では1/12程度。

これくらいのスロープがつくれれば理想的ですが、このような条件の良いお宅は恵まれています。


【改造前】

「玄関ポーチからカーポートまで車いすで移動したい」という要望でした。



【改造後】

庭に通路を、カーポートにはスロープをコンクリートで造りました。フェンスの一部に門扉を設置。


このページのTOPへ

TOPページに戻る