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「トイレ・洗面脱衣室を一室に、浴室をユニットバスに」 |
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・・築百年超の農家にユニットバスを設置、 トイレや洗面台、洗濯場を新たにつくる
建具建て込み〜完成しました!2008.7.29(火)
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その6 2008.7.16(水)・・ユニットバス組み立て、床組
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市から(区役所からですが、東京都の特別区ではないので自治体としては市です)現地確認のための訪問がありました。介護保険と高齢者施策の各担当、計2名。 私と担当ケアマネジャーも立ち会いました。私たちが立ち会う必要はないのですが、説明責任があるので。 実をいえば、一日も早く着工するために。現地確認時の感触で承認の可否がほぼわかりますから。 施主である対象者に「たとえ支給と助成がなくても実施する」意思があるので、市の現地確認後すぐに解体工事を手配。 現地確認の五日後に、市より「介護保険住宅改修工事費支給」「高齢者住宅改造費助成」の承認書が届きました。 即、着工!
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事前相談を経て作成したのが下の図「改造案」です。
この図と見積書をもとに「介護保険住宅改修工事費支給」「高齢者住宅改造費助成」申請文書を作成し、区役所に出向きました。 市の見解「新しくつくる床(多目的スペース)は、助成対象とは認めない」 理由・・・このスペースに浴室を造るなら助成対象となる。しかし、浴室ができないなら、単なる生活空間の拡大でしかなく、このスペースをつくる必然性がない。 ∴「浴室設置工事費と多目的スペースに昇降する階段と手すり設置」で申請する。 この工事で112.5万円を超えるので、×2/3=助成額75万円(介護保険支給を含む)を受けることが可能です。 あとは、市(区役所)の担当官が現地を訪問し、対象者の身体状況と建物設備を確認します。そして問題がなければ、支給と助成の決定がなされます。 浜松市では申請から決定までが一週間から10日間ほどかかります。 しかし、対象者とご家族は一日も早い完成を望み、「たとえ支給と助成がなくても施工する」ことを確認し工事請負契約を締結。同時に工程のネックとなる(クリティカルパス)ユニットバス(納期が約2週間かかる)を発注します。 |
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その1 2008.6.26(木)から続き このような工事に対して、1.「介護保険住宅改修工事費支給」や2.「高齢者住宅改造費助成」は該当するでしょうか? さすがに厚顔無恥な西村も、この計画で制度が利用できるかどうか、いささか自信がありません。 いきなり事前申請手続きはせず、区役所へ『事前相談』に出向きました。
以下、事前相談での区(市)とのやりとり。 1.「介護保険住宅改修工事費支給」 該当の可能性ある項目は次の通り。 ○新しくつくる床・・多目的スペース・・に上がる階段→「段差解消」 ○ 〃 に設ける「手すり取付け」 ○浴室(ユニットバス)の内、浴槽部分→「段差解消」・・・浴槽のまたぎ高さと深さを浅くする、という解釈 ○ユニットバスに設ける「手すり取付け」 新しくつくるトイレは当然対象外。もともと洋式便器ですから。
2.「高齢者住宅改造費助成」 市の単独助成制度。
所得税額20万以下の世帯のみ対象。工事費の2/3かつ75万円(介護保険支給を含む)まで助成されます。 工事内容の制限は、介護保険に比して柔軟性があります。 該当の可能性ある項目は次の通り。 ○新しくつくる床・・多目的スペース ○浴室(ユニットバス)の内、浴槽を除く部分 事前相談を経て、「何とか制度が使えそう」という感触を得て、実施設計・見積作業に入りました。
この後の展開にご期待下さいませ・・・・ |
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2008.6.26(木) 愛読者のみなさま、お久しぶりです。 二ヶ月ぶりの更新です。死亡説も流れた?西村です。 なぜ二ヶ月も更新しなかったか・・・公私ともに多々ありまして・・・ いつか機会がありましたら・・機が熟しましたら、告白いたします。 そんなわけで、どんなわけや(^_^)/~、いきなり連載を開始します・・ その1 2008.6.26(木) 浴室は屋外の小屋にあります ・・築百年超の農家にユニットバスを設置、 トイレや洗面台、洗濯場を新たにつくる 介護保険や住宅改造費助成は利用できるか? 対象者は八十歳代の男性。 夫人は昨年他界し、五十歳代の子と二人暮らし。 【対象者】 高血圧の症状により手足にしびれ、歩行に支障あり。要介護度1。 白内障で視力が低下、運転免許証は返上し自転車も危険で運転不可。 ほとんどラジオを聴いて過ごす。 二日に一度訪問介護による家事援助を受けている。食事はほとんど配食サービスに頼る。 【子】 精神疾患がある。体重100s以上。動作は緩慢、家事はできない。 排泄など日常生活全般に介助を必要とする。 介護保険の特定疾患や身体障害はなく、使える福祉・介護制度がない。 現在は入院中、近いうちに退院予定。 もっばら父親(対象者)が介護するしかない。 市の保健師が関わっている。 【現在の住環境】 築百年超の農家。 広い土間、田の字型平面の間取り。 風呂場は屋外の小屋にあり、狭く浴槽は深い。 対象者は数ヶ月間、入浴していない。 【住環境整備の目的】 ケアマネジャーの紹介で住宅改修・改造を検討。保健師の助言も受ける。 「対象者と子が安全な生活を送ることができるように」 「寝室の近くにトイレ・浴室をつく。コンパクトなスペースで生活が完結するように」
「介護保険住宅改修工事費支給」と「高齢者住宅改造費助成」を申請するのですが・・・
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